CHIBI QUEST 3

小説1
アコン

6/12 17:25

教育は進んで、夢なんて知らなかったように奪われて。
将来を描く暇もない。
でも、その時一人気が付いた。

「僕らは...きっと..」

「始めっ」
あの五月蝿い奴がまた怒鳴る。
ヘッドフォンを耳にかける。
...馴れない。違和感だ。
ロボットのカクカクした声が脳内に入る。
[○×◎÷■=△÷▼×□=~]
自動?本能?ままに手が動く。
あいつが見回る。あぁ気持ちが悪い。
目障りだ。
貧乏揺すりをしながら腹をたてる。
バカなのは...自分だったろう。
何度も同じ全く一緒の空気の中で。
うるおぼえの外の景色を思い返す。

続く





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