CHIBI QUEST 3

読者参加型小説、理想絵図 第35話
麗音

11/11 9:55

第三十五話
あれから僕は皆に謝って回った。
ご近所さん、施設、小学校、中学校、会社、先生の親戚の方々…
許してくれたのは小学校と中学校と会社の方々だけだった。
同じマンションの方からは「出ていけ」なんて言われて…
だから僕は引っ越した。
こんな僕を匿ってくれるマンションを探すのは大変だった。
それでもいいんだ。前にも言った通り僕は許してほしいわけじゃない。
殴りたかったら殴ってもいい。文句なんて無い。
僕はそういう身分なのだ。

26年後…
夕暮れ、僕は先生の墓地に来ていた。
「先生、僕ラインリーダーになったよ。」

「こんな僕でもなれたよ、ラインリーダー。罪を償う為にね、僕頑張ったんだよ?真面目に働いたからなれたんだって。」

「相変わらず外に出ると指さされたりするんだ。皆がこっち見ている気がする。」

「先生…僕どこで間違えたのかな…寂しいよ、戻って来てよ…」
悲しみの先には何も無かった。
先生、世間からの信用、平凡な日常…僕の全てが失われた。
僕がいくら泣いても先生は戻ってこない。
それを知っていても僕は涙が止まらなかった。




自分が犯した罪の重さと世間が怖くて押しつぶされそうでもしも今先生に会えたなら、そんな叶うわけがない事まで考えてしまって色んな思い出で僕の頭がいっぱいになって僕は今日も一人涙を流す。
麗音

11/11 9:55

ノーマルエンド 「なくしたもの」
麗音

11/11 9:56

全てのエンドが完了しました。 エンディング(おまけ)見ますか?
麗音

11/11 9:56

みる!!
ゆうと

11/11 10:2

・・・今日はここまで?
麗音

11/11 10:3

みるみる
まーしょう

11/11 10:20

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