CHIBI QUEST 3

読者参加型小説、理想絵図 エンディング2
麗音

11/17 9:38

〜ソノ後ノ記憶・零編ソノ1〜
僕は赤い「フワフワ」に手をかざす。
そのときだった。見慣れた景色が僕を包む。
青い空、学校…ビルー
現実世界。僕がさっきまで生きてた場所。
…ああ、なつかしい。

すると景色は一変、暗い部屋に変わった。
見えてきた後姿に僕は見覚えがあった。
…零だ。かつて僕の親友だった零だ。
「零、零‼」
僕は必死に零に話しかける。しかし彼女は返事をしない。
「やっぱり僕の声は届かないのか…」
彼女はブツブツ何か言いながら何やら作業をしているようだ。
「アイツ…アイツ…ノセイデ…」
何パソコンカタカタしてんだよ…零のパソコンの画面を見てみる。
「え…」
零はあの…僕を地獄に落とした…デマ情報を…作っていた。
狂っている…人の事言えんけど…
「ナニ、オレ、ミハナシテ…」
零のその言葉にハッとする。
あのころの僕は華代先生に夢中で零の事など何も考えていなかった。
僕は零を独りにしてしまったのだ。
「零…ごめん…」
もしもあの時…僕は零の事も考えれていたのなら…






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