階段を降りた先

そこは、

真ん中に大きなガラス管があり

それが、割れた部屋

ここで彼奴が、苦しい人体実験を

されていたと、なれば、

少し心苦しいが

まずは「依頼」だ

まず、ここ以外の部屋は大体見たはず、

だからここに、死体が無ければ残念だが……

失敗だ…………

そして、部屋を全て見回ったが

孫は居なかった……

「依頼」は失敗だ、

そう、思ったとき、彼奴が来た、

「ぐぎゃぁぁぁぁぁ！！」

息を飲んだ、

逃げ場がない、

終わったと思った、

その時、女が耳元で呟いた

「わっ、私が囮になるから、から、オルトーナさんは、逃げてくださいっ！」

「まて、カルチェリーナ、貴様は、何なのだ、さっきから、頑張っているようだか、給料を多く欲しいのだろ、生き延びよ、カルチェリーナ………」

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