CHIBI QUEST 3

手紙#3
mikazu☆

5/3 18:25

「てかさ、ヲタクども。
好きな人とかいないわけ?」
「「いない」」
「中学生なんて年頃なのに2次元に夢中とか・・・・はぁ」
「何その溜息ー。別にいいじゃん、2次元に旦那がいたって」
りぱが言う。ゆっくりは首を勢いよく上下に振った。
「少しは恥らいを持てヲタクども」

「じゃーあー!大福はいるわけ?好きな人」
「・・・・・・・・・あー・・・、いや」
りぱの問いに、歯切れ悪く曖昧に答える大福。
目は泳ぎまくっている。
「あーー!さては居ないんだなぁ!?好きな女子ー!!」
「声大きい!!!」

教室の視線を集めたのは、言うまでも無い。


***
その日の帰りは土砂降りだった。
でも、テレビで予報されていた通りだったので、念の為折り畳み傘を持っていって正解だったと、ゆっくりは思った。
大福とりぱは、さっきの分かれ道で別れ、1人でとぼとぼ帰っていた。
傘に、雨音が静かに響いた。
ふと、植木が目に入った。
大きな葉っぱの下に、芋虫がいた。




ヲタクども・・・・。自分で書いといてイラつく←
mikazu☆

5/3 18:26

出してくれてありがとうございます!
りぱ

5/3 18:43

いえいえー
mikazu☆

5/3 20:23

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