「や。僕はmasa1014。
君は?」
「私は・・・ええっと、ゆっくり」
「ふーん。で、どうしてここにいるの?何で座ってるの?」
「いや、経緯は分かんない・・・。座ってるのは、・・・・私は足が動かないから・・・」
「そうなんだぁ。知ってるけど」
「へ!?」
さらりと爆弾を投下したmasa1014は、くるくるとゆっくりの周りを一周した。
「な、何」
「・・・・君、立てるんじゃない?」
「・・・・・・?」
唐突に発言を落としたmasa1014。またもや呆気に取られるゆっくり。
数分、否、数秒という時が流れる。風がさわさわと2人の間を駆け抜けた。