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ドッペルゲンガー×パラレルワールド #3 |
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もみじ |
12/10 23:2 |
学校に着くと、沢山の人達に挨拶を交わされた。
「よ!クリーム!おはよ!」
馴れ馴れしく声を掛けてきたのはおそらく陰牙。
前のパラレルワールドでは、荒々しいやつだった。
「おはよう」
ともかく私は挨拶を返した。
「ん?また新しいクリームなのかな?」
「ああ、そう思ってくれ」
普通の人には定期的に記憶を無くす病気と言っているが、
陰牙や、その他少数の人には、無数のパラレルワールドを行き来できることを話している。
そして、時が過ぎ、昼休みの時間、私はいきなり目眩を起こし、倒れた。
ク…………ム……だい………う……………
だんだん声が遠くなっていく。
真っ暗な世界。
私はこのまま…………
_____消えたい______