「歩けた・・・・・!
歩けた歩けた歩けたーー!!」
「うんうん。よかったね」
ゆっくりは、大地を踏みしめ、改めて実感した。
その場にくるくる回ってみたり、ぴょんぴょん飛び跳ねたり。
数分後、落ち着きを取り戻したゆっくりは、今自分がどういう状況に陥っているのかmasa1014に問いかけた。
「君はね、毒虫になったんだよ」
「・・・・・・・・?」
返ってきた答えは意味不明だった。
「毒虫・・・・・・?
私、虫になったの?」
「さーぁね」
「・・・・・・へ?」
masa1014は、嘲笑うかのように近くに腰掛けた。
ゆっくりは頭を捻り、無理難題に答えを導こうと必死になった。
「毒虫・・・・・うーん・・・毒虫・・・・」