新月は叫んだ。
「運がいいわけねえだろ!なん ですか、マモノ進化型を見つけたら運がいいって、ンなわけねえじゃん!見つかったら即死だぞ絶対!俺は別の意味で運が良いんだな...」
そう言いながら新月は木陰に隠れる。
「総員!突如現れたこのマモノを討伐せよ!」
指揮官らしき人は叫ぶ。が...その声に反応した進化型は容赦なく攻撃した。人の形をしたモノは吹き飛んだ。”周辺にいた人”も巻き込んで。すぐに起きる悲鳴。それに進化型はまた反応。攻撃。悲鳴、反応、攻撃の繰り返しだった...
マモノが進化するとその分身であるシャドウも進化する。シャドウは巨大化せず、浮くようになり、攻撃を開始する。あっという間にたくさんの人が死んでいった...
新月の近くで足音がした。その方向を見ると、少し前まで一緒にいた(胸から)幼女(笑)だった。
「こんな時にもそう書くのね...」
再び意味ありげなことを言っていた。
「どうすんのこれ?」
新月は聞く。
「簡単でしょ。」
(胸から以下略は答える。
「Wあいつを倒す”のよ。」