「では、スマホを盗った人を
見つけ出せたらその人を罰しましょう
見つからなかったらスマホを忘れた4人を
罰しましょう。それでいいですね?」
先生は黒板に15:30と書いた。
「タイムリミットです」
そう言い残して出て行った。
静まり返る教室。
「あ、そーだ!優、君が犯人見つけてきてよ!」
風さんは立ち上がって優君の肩を撫でる。
彼はとても大人しく、でも風さん達と
いつも一緒にいる気がする男の子だ。
「い、いや…僕は…」
と慌てる優君に風さんは満面の笑み
何かを耳打ちで伝えていた。
「わ、分かりました…、僕が探します…」
優君は、ぎこちなく笑って教室を飛び出した。
「って事だから〜…風達のスマホ盗った人
諦めて出てきてね」
と言うとふわふわのツインテールを揺らして
彼女も教室を出て行った。
そこからぽつりぽつりと人が
いなくなっていって、気付けば半分も
居なくなっていた。
ーーーーーあとがきーーーーー
タイトルはもう少し待ってください!!
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