「ねえ、ゆまちゃん」
後ろから声をかけられて、振り向くと
栞さんがこっちを見ていた。
「さっきはありがとう、どうしたの?」
「芙蓉君達のスマホ…あれどう思う?」
「どう思うって…」
「私ね、見たの。」
栞さんは穏やかな顔をしているが
目は笑っていない。
見た、とはおそらく犯人か何か?
「誰かが、芙蓉君達が置いておいた
スマホをバックに隠してたの。
影になって顔は見えなかったけど。」
「なんでそのスマホが芙蓉君達のものだって
思ったの?」
「風さんのスマホだよ。」
そう言われて、彼女のスマホを
思い浮かべる。
…大きな猫の形のぬいぐるみ。
あれは確かに誰でも分かるかな。
「きっと犯人がいる。」
その言葉を聞いて私は犯人を探そうと決心した。
ーーーーーあとがきーーーーー
タイトルは私の独断と偏見で決定しました( ◜ω◝ )
(あとは文字数の都合)
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