公園に着くと、太陽は丁度真上に来ていた。
タイミングが悪いのかいいのか。
そんなことはお構いなしに、ゆうにゃとmasa1014はサッカーボールを取り出して、勢いよく蹴りこんだ。
ぽーん!といい音がして蒼い空に吸い込まれる。
ミノラテラ
「はぁ・・・・・・小学生か・・・・」
一息つくと、ポケットから持参したスマホを取り出しては弄り始める。
それを見かねたゆうにゃは、そっとミノラテラの前に立つと、それを奪い取った。
ミノラテラ
「ちょっ、ゆうにゃ!?」
ゆうにゃ
「折角外に出たのに、スマホなんて勿体無い!
テスト期間でもないんだから、ミノラテラもサッカーしよ!」
スマホを天高く上げ、高らかに発言するゆうにゃ。
少しイラっとしたが、ミノラテラは勢いつけてスマホを取り戻そうと試みる。
けれどゆうにゃは上手くかわし、更にミノラテラを煽る。
ゆうにゃ
「ほーらほらー、スマホここだよ〜」
ミノラテラ
「(イラッ」