ミノラテラ
「こらー!待て〜!」
自然に勃発した鬼ごっこに、masa1014とタミタミも面白がって参戦する。
神社の広場に、静かな風が流れた。
3人は神社に設置されている公園に来ている。
がらりとした空間には、他とは違う、なんともいえない空気感が漂っていた。
神社の隣には学校があり、中学生の3人はそこに通っている。
今年から2年生。
この前まで入学したと思ったら、もう2年生。
ミノラテラ
「はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・・」
自然的に始まった鬼ごっこが消滅的に終わりを告げるようにミノラテラの体力が尽きる。
ゆうにゃ
「ミノラテラ体力ないねー」
タミタミ
「アイス・・・・・・・」
ゆうにゃは汗はかいているものの、涼しい顔をしてミノラテラに話しかける。
ムッとした表情をしたミノラテラ。けれど呆れたのか座り込んでスルーした。