masa1014
「じゃ、ボールであそぼーぜ」
ミノラテラ
「小学生か」
ゆうにゃ
「いいねー!乗った!」
タミタミ
「暑い・・・・・・」
皆、思い思いのことを言い合うと、masa1014の先導でボールの蹴り合いが始まった。
ミノラテラは木陰で見守っている。
すると、masa1014が勢いあまり、ボールを空高く上げた。
タミタミ
「うわぁっ」
拾い損ねたボールは、茂みに入り、下に転がり落ちた。
下には学校があり、そこに入ると取りに行くのが面倒になるのは4人とも知っている。
慌てて追いかけるも、ボールは姿を消していた。
ゆうにゃ
「masa1014ー・・・・・」
じと目でmasa1014を見るゆうにゃ。
masa1014は申し訳なさそうな表情をしながら頭をかいた。
タミタミ
「取り行くか」
そう提案したのは、ずっと暑がっていたタミタミだった。
ミノラテラもそれを予測して立ち上がった。
1人で待ちたいのはやまやまだが、あの3人が何か仕出かすかもしれなくて心配し、着いて行くことに決めたのだった。