ゆうにゃ
「ねぇ・・・・帰ろう」
沈黙を破ったのは、腕を掴み、寒そうなゆうにゃだった。
タミタミは静かに頷くと、その場を後にすべくmasa1014とミノラテラに呼びかけようとすると、異変に気付いた。
タミタミ
「・・・・・・・ミノラテラ」
masa1014
「え?」
タミタミ
「ミノラテラが・・・・いない」
静かに放った言葉は、無言を貫き3人をパニックにするにはいい材料となった。
結果
ゆうにゃ
「ミノラテラ・・・・・!?」
真っ青になったゆうにゃが、咄嗟に日影から飛び出す。
それを追ってmasa1014、タミタミも小さな背を追う。
タミタミ
「っ、ゆうにゃ!待て!
心当たりあるのか!?」
ゆうにゃは何かに気付いたような素振りをしながら、足を止めた。
振り返ると、目に涙を溜めていた。
それを見ると、迂闊にも2人は息を飲んだ。