『な、なんじゃ？』

声のした方へ視線を向けると、そこには一人の男が立っていた。



[あなたは…まだこちらへ来ていい方ではありません]

『……どういうことじゃ？』

その男は優しそうな顔で笑っている。

長いコーヒー牛乳みたいな髪の色をしており、その姿になぜか懐かしさを感じたような気がした


[あなたには…銀時や小太郎、晋助のことを支えてほしいのです]

『な、なんで金時達のことを知っとるんじゃ！？』


わしのその質問に男は優しく微笑んだ。

[それは…いつかわかりますよ]


すると男はわしの目をしっかりと見てこう言った。

[銀時達と一緒に…私を、止めて下さい]

『……… は？』

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