«アーツェ視点»
アーツェ「さて、狩って狩って狩りまくるぜ!」
闘志をメラメラ燃やしながら剣を抜き、森をひたすら練り歩く。
すると、早速獲物を見つけた。
アーツェ(あれはかなりの大物だな。見たところリンドブルムか……)
アーツェの目の先には、体長が10mありそうな巨大な翼竜が羽を休めていた。
アーツェ(今ならやれそうだ!)
アーツェは静かに、でも迅速に距離を詰めていった。
アーツェ「ここだッ!」
思いきりリンドブルムの首に剣を突き刺した。しかし屈強な翼竜であるから全くひるまず、それどころか目を覚まして辺りをキョロキョロ見回した。どうやら寝ぼけているようだ。ちなみにアーツェは……
アーツェ「うおわぁぁぁぁっ!?」
突き刺した剣ごと首に持ち上げられていた。丁度リンドブルムの死角だったのが救いか。
そしてルーティ視点へ続く……