『プゥウウーーーーー』
その日から私は顔に笑みを写していない。
『リリリ......』
朝、五月蝿い爆音が耳を横切る
???「朝だ。」
父[和彦]「凜、起きなさい。」
凜「起きていますよ..。」
私の家は母がいない。
男と逃げたのだ。
借金を残して。
もう返済はしたが、父が働いている。
凜「行ってきます。」
父「行ってらっしゃい。」
凜「.....。」
学校は賑やかで嫌いだ。
空気の読めない者もいれば。
計算の高い無知な女もいる。
凜「ここは...嫌いだ。」
一人、私に五月蝿い者も。
???「いーまがーわさんっ!!」
凜「。」
???「ねぇってば今川さー..。」
凜「なに、kyの卓郎さん」
卓郎「kyはひどいよ..。」
凜「貴方に構う暇などない。」
これは物語である。
続く