ありす*
「ここに何があるの?仁?」
仁
「きた。」
アリス
「♪♪♪♪♪♪♪♪♪」
仁
「アリス、気づいてた?君は
いつも空を向いて歌うんだ。
悲しくても悔しくても
…失恋しても。どんな姿に
なってもどうせ君はゆうとを
目指して諦めずに歌うんだ。
それでいいんだ、アリス。
[決まってんだろ]っていうのは
[君の声が大事に決まって
んだろ]っていう意味。だから
叫びまくってレコーディング に支障でるって思ってあんな
事しちゃって。理由は
なんであれ本当にごめん。」
ありす*
「仁、私の事好きじゃない
…のね…?」
仁
「もー、今更何言ってんの。
…僕達友達って言った
じゃん。」
ありす*
「…そうよね」
仁
(あ、笑った)
ありす*
「…仁、私大きくなる。
イノハリの[アリス]として。
そしてRHで歌うわ。空を
向いて、…ゆうとを
目指して。」
仁
(僕は本当の心を隠したまま、
戦うって決めた。ゆうと、
やっぱり君には渡せない。
アリスには指一本触れさせない)