「でもよ…どんだけ待っても戻ってこねぇから…探しに行ったんだよ。そしたらてめーが、傷だらけでぶっ倒れてた」


銀時はグッと拳に力を込める。
「それを見た瞬間、俺は……心配した。いや、心配なんてもんじゃねぇ…身体が一気に冷えた気がした。何も考えられなかった…」



「き、金時……」

それを聞いたわしは、凄い罪悪感に捕らわれた。

自分の勝手な行動で、仲間を守るどころか酷く心配させてしまった。

「なぁ、あそこで何があったんだよ」

その質問に、素直に「天人と戦いになった」と答える。





「なんで…俺達を呼ばなかったんだ…」



銀時の二つ目の質問に、わしは正直に答えようか迷った。

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