ゆうと
「…早いな。なんだ話って。」
仁
「CD。」
ゆうと
「…は?」
仁
「貸してたろCD2枚!あれ
お気に入りなんだよ!
返せよ!」
ゆうと
「…もう、返せないと
思ってた…。」
仁
「借りパクするつもりかよ。」
ゆうと
「いや、話しかけてこないと
思ってた。だってお前
イノハリのチェシャだろ。
違うのか?」
仁
「いや、ちが…、あーもー
いいや、そうだけど!なんで
分かったんだ!?」
ゆうと
「イノハリのボーカルが[アリス]
お前がつけたありす*のあだ名
が[アリス]、イノハリは
ありす*の為のバンド。
違うか?…俺が[桐生ゆうと]
なのは知ってるんだろ。
そうなったらお前はもう俺に
近づいてこないと思ってたし
俺も近づくつもりは
なかった。」
仁
「…なんでだよ」
ゆうと
「お前がありす*の声を奪った
からだ。」