CHIBI QUEST 3

メモ
mikazu☆

11/26 20:16

「ふざけるな!!!」

彼女の目は憤怒に燃えていた。

「なんでそういうことをアンタが言うのよ!!!」

「いや、だって」

「ふざけないで!!アンタが死んだとて、誰が悲しまなきゃいけないと思ってるのよ!!!!」

「ちが、違う。違うよ!」

「ちがわくない!!!」

完全に頭に血が登っている。こうなったらもう彼女は止められない。
手を上げても、彼女の怒りは沈まらないだろう。
それだけ、俺は彼女のトリガーを壊してしまったのか。
俺が死ぬ。
その事案だけで。

「くだらない!!」

彼女は俺を心配してくれている。

「バカ言わないで!!!」

彼女は俺の命を重んじている。

嬉しいはずなのに。
喜んでいいはずなのに。

どうしてだろう、
哀しいや。
「俺は、お前に死んでほしくないんだよ」

「嫌!!そんな御託知らない!!」

「英雄は、死んだ後称えられるんだよ」

「死んでまでして英雄になりたいわけ!?」




まあ文字数確認だわな
mikazu☆

11/26 20:17

折角だから最後まで書くか
mikazu☆

11/26 20:17

「…ううん。成りたくない」
mikazu☆

11/26 20:18

「はあ!?」
mikazu☆

11/26 20:18

「でも、お前にとって、俺が勇者に成れたのなら
mikazu☆

11/26 20:18

お前の中に、刻まれるなら」
mikazu☆

11/26 20:19

それで、良い。
mikazu☆

11/26 20:19

俺は成れただろうか。母さんと約束した男に。大切な人を、守れたのだろうか。
mikazu☆

11/26 20:19

くだらない、よくある約束だけれど、その自分に成るために、ここまでやってきたんだ
mikazu☆

11/26 20:20

今更、捻じ曲げることなんて出来るわけないだろ。
mikazu☆

11/26 20:20

熟した信念は、いずれ揺るぎない剣になる。剣の刃は、傷つけることも、命を奪うことも出来る。
mikazu☆

11/26 20:21

俺は、守るんだ。
mikazu☆

11/26 20:21

彼女を守る、剣に成るんだ。
mikazu☆

11/26 20:21

粉々になった屋根が、俺の体に刺さる。
mikazu☆

11/26 20:22

力の限り抜け出して、爆破の犯人に突進した。
mikazu☆

11/26 20:23

近くのツリーの下敷きになる。彼女の叫び声が聞こえる。
mikazu☆

11/26 20:23

ゆっくり、ゆっくりと時が進んでいくーーーー気がした。
mikazu☆

11/26 20:24

俺の脳の近くで、銃声がした。
mikazu☆

11/26 20:24

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