翌朝。
ケロロ達はいつも通り、
4時に起床した。
当直により、
睡眠時間3時間のmasaだったが、
目を腫らすわけもなく、眠そうに朝礼を受けていた。
基地に着いてからは
色んな人たちと共同生活になるため
朝礼は基本同班の者達だけで
執り行われる。
今日も、班長、もとい中佐の猿を前にして
ケロロ、みゆ、DIO、masaが休めの体勢で猿の言葉を待っていた。
「えー…、諸君。
おはよう」
「…はざす」
ケロロが一応返事をした。
みんな固まっている。
当たり前だ。こんな中佐見たことない。
「中佐、どうしたんですか。
何か食べたとか!?あっ、毒キノコ!?」
「うるせえみゆ。
まあ、実はな。昨日軍長から直々に命が下った」
ごくり。
masaの喉が鳴った。