CHIBI QUEST 3

[連載小説]ヒット。(#45.6)
入江

1/16 22:19


 だが、紛いなりにも敵からだされたメシを「はい、頂きます」で食えるか? 普通ならば拒否するだろう。しかし、今から話をしようという奴に毒を盛るのもまずあり得ないし、何より腹が減っていたので、なんだ末に食べることにした。

 用意されたスプーンでシチューをすくい、口に運ぶ。すると口一杯に旨味が広がりワインのほのかな味わいがゆっくりと染みわたった。一言で表すなら“うまい”。

「うまいだろ? 顔に書いてある」

 クスリと笑ってフェアリーはグラスをかたむけた。先に食事を済ませたのか、フェアリーの分の料理は用意されていなかった。ただ、代わりとばかりに何かの干し肉が肴として小皿に盛られていた。

 私が食事している様子を一言も言葉を交わさずにジッと見てくるもんだから、気が散って仕方ない。

「…なに? 気が散るんだけど」

 全ての料理を食べきるのに然程時間を要しなかった。食事に時間をかけないというのは基本中の基本だし、日頃の訓練で骨身に染みた習慣だった。だが、味が良かったのでスプーンが進んだというのも事実だ。





だいぶ遅れてしまってすみません(-_-;)
入江

1/16 22:20

最近仕事が忙しくて更新遅れます><
入江

1/16 22:20

最高だ!\(^o^)/
闇影

1/17 21:48

サイコー!!!
tomo

1/20 13:29

あまり無理はしないでくださいね?
tomo

1/31 18:56

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