甘
「…アタシが音楽をやりたいと
思ったのは仁の曲を自分で
奏でてみたいと思ったのが
きっかけなの。
♪♪♪♪♪♪」
ありす*
「その…曲…」
甘
「そう。あの水曜、仁は会った
のよ。ありす*、アンタに。」
(仁はあの水曜のことをこう
言ってた。[最低で最高の1日
だった]って。)
「それから」
ありす*
「あーあーあーあー!!」
甘
「何よいきなり!」
ありす*
「甘先輩。私これ以上聞いちゃ
だめな気がします。仁の深い
所を仁以外から聞いていいん
でしょうか…。」
(きっとこれは仁達の宝物のお話)
甘
「仁が[話していい]って言ってた
の。解決してない所は
話せないけどイノハリの
始まりを作ったのはありす*
だから。」
ありす*
「私…?」
甘
「…そうよ。アンタが仁に息を
ふきこんだの。」