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参加型小説 #10 フタタビ |
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しゅう |
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「そういえばさ、ウル君ニュースで取り上げられてたよ〜」
「え!?マジですか!?」
そんなに大きな出来事なのか…
まあ妖孤に喰われかけた〜とかマスコミの良いネタだからな…
気になりスマホを起動させてみる、
だが気になったのはニュースじゃなくて時間だ、21:25!?
「明日学校じゃん!!すぐ帰らないと!!」
「あー、そっか!送迎しようか?」
「大丈夫です!自分で帰れますので!」
「OK、話を色々ありがとうね。じゃあ気をつけて!」
王宮の門を出て、早速駅に向かおうとした。
だが今気づく…
「王宮から家までめっちゃ遠いんだけど!!」
Googleマップを駆使して駅までたどり着いたが、
終電に間に合うかはわかんない……
まあ…いっか1日くらい…サボろ……
「あのー、ちょっといいですか?」
俺が変な決意をしていると、突然女性に声をかけられた。
「なんでしょう…? ーって!?」
一度襲われた事があるからだろうか。
匂いですぐにわかった。
この女性、、いや、こいつは妖孤だ…!!