ﾅﾙ「え…?」
ｱﾔ「あら、聞こえなかったの?だから、明日も御願いねって。」
二人が言い争いを始める。
ﾅﾙ「私達は御前のパシりじゃない。」
ｱﾔ「あら、そうだったの?気付かなかったなぁ。」
歩香が成美を嘲笑う。俺は、その光景を眺めている事しか出来なかった。
ﾅﾙ「ふざけるなｯ!!」
ｱﾔ「ふざけてないわよ。」
ﾅﾙ「…あぁ、良く分かった。御前は一人で買い物も出来ないんだね」
成美が歩香の手首を掴む。
ｱﾔ「んだと…!?御前がふざけてんじゃねぇよ!!」
歩香が、その手を振り払う様に横に振る。
ﾅﾙ「えっ。」
成美が道路に投げ出される。後ろからはトラックが走ってきている。
…手を伸ばしても届かない距離。そのまま成美は、トラックにぶち当たる。
ﾅﾙ「うぁｯ…」
と言いながら、血を吹いて道路に横たわる。そのまま成美は、1mmも動かなかった。
ｺｳ「え…待って…僕を…僕を一人にしないで…」
瞬間、俺は次に来た車の正面に飛び出た。

3/27 15:25

3/27 15:25

3/27 15:26

3/27 17:5