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参加型小説 #17 ショクリョウ |
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しゅう |
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「というかウル君はこれからどうするの?」
ポスターを抱き抱えたままあくが聞いてきた。
体勢はふざけているが、顔は真剣だ。
「どうするもなにも…学校行くに決まってるだろ…」
「あー、やめた方がいいよ。」
「は?」
冷徹にあくは説明しだした。
「妖孤はさ、ストレスが溜まると自我が抑えれなくなるんだ
そうなると人間を無差別に殺す。」
「じゃあストレスさえ溜めなければ…!!」
「万が一妖孤ってバレたらどうするの?君死ぬよ?
それに妖孤になりたての君は少しのストレスで暴走するよ…」
なんとも言い返せない…
あとさー、とあくが口を開ける
「妖孤は空腹には敏感だよ。早くなにか食べないと…
暴れちゃうんじゃない?」
それを早く言えバカ野郎
俺は急いで玄関へと進む。
とりあえず駅前のスーパーは安からそこへ…
「あ、ちょっと待って!」
俺は喋ろうとしだしたあくを置いて走ってスーパーへ向かった