「ﾋｪｯ…お、俺はFB777、一応魔王…やってます」

「俺はこの魔界に降り立ちしお前を呼んだ男、純白の羽を捨てたいKIKKUN-MK-�Uだ！！」

相変わらずビシッとポーズを決めるきっくんに、男はスルーして口を開いた。

「俺はaromahot…あろまって呼べ、まぁ、見ての通り鬼だ」

面倒くさそうに自己紹介をした男…あろまはガンッ、と地面に金棒を打ち付けた。

俺の城なんだけど…な

「はぁ…随分訳ありみてぇだが、なぜ俺を呼んだ？」

(一応)魔王と(一応)大天使が前にいるというのに全く動じないあろま。

「実はなー、かくかくしかじかあって………」

☆☆☆☆☆

「なるほどな、仲間…ねぇ」

「それで俺が仲間になってやろう思ったんだけど、俺大天使だからさぁ〜、堕天したくてなぁ」