ツクヨミは自分の目を疑った。マモノみたいな黒い塊がマモノを攻撃している。宙に浮き、高い機動力でマモノの攻撃を避け、攻撃をしていた。
マモノををたくさん倒し、今度は進化型を攻撃し始めた。進化型のシャドウが謎のマモノを攻撃する。進化型シャドウは宙に浮くため、苦戦するかとツクヨミは考えたが、違った。謎のマモノは腕のような細長い部分の先端に何かを持っていた。太刀だった。すると黒いものに包まれた。数秒後、黒いものがなくなり、真っ黒な太刀が現れた。それを使って、シャドウをたくさん斬る。
ツクヨミにはその太刀に見覚えがあった。さっき、自分を助けてくれた少年のだった。
謎のマモノは高いところまで飛んだ。進化型の身長より。すると急降下。進化型の顔めがけて。進化型は攻撃。爆弾を飛ばしてくる。それを謎のマモノが避ける。しかし、当たってしまった。”胴体”に。頭らしきものはそのまま落下。そして、バラバラになる。するとヒトの形をしたものが出てきた。”真っ黒な太刀”を持って。そしてマモノの顔に突き刺す。
ブシュッ
ツクヨミは見た。謎のマモノの正体を。
自分を守ってくれた少年だった。