「契約ありがとうございます!」
(この国は漢字がないのか…?)
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魔王サイド
「あ〜あ、もうすぐ儀式で死ぬのかな…そりゃあ何百年も世界荒らしたからなぁ…。部下たちが、『次どこ荒らします?』とか、『どこの村襲ういますか?』とか、なんかキラキラした目で見てきてさぁ…。」
「秋(しゅう)〜」
「おお、パレット。」
「そろそろ死ぬんだよな…お前…」
「ああ、でも大丈夫だ、俺たちならまたいつか会える。」
(こいつはパレット…俺の心のおける友であり…魔王…つまり俺の儀式によって、魔王になる男…)
「俺は死んでも、会いに行く…転生して…」
「テンセイ…なんだそれ?」
「転生の説明は難しいけど…要は死んでも会いに行く…じゃあな…」
俺はそう言って、儀式部屋に行った…それが最後の会話だった…