｢貴女....魔女じゃないよな？｣
魔女戦争の舞台となる
博霊大結界をはさんだ空き地に
行く途中、
鋭い目付きでこちらをにらみながら話はじめた。
｢ワシの名前はおだブリ。
生命次元の中の....
地球の魔女っていっとこうか｣
｢はぁ。魔女戦争の他次元の魔女ね。
おだブリだか誰だか知んないけどあんたが敵なら倒すのみよ！｣
私がキレぎみでいうと、おだブリは力を緩めた感じで
やれやれと呟き、口を開いた。
｢怖い怖い。幻想郷の人は皆こんな感じなのだろうかねぇ...｣
そして更に言葉を続けた
｢さぁ、痛い目にあいたくなければ
魔理沙という貴女の仲間を
さっさと出してくれませんかねぇ！｣
おだブリが戦闘体制に変わったのように杖を前につきだし、呪文を唱えはじめた。
私も負けずとお札を出し、
スペルカードを取り出して
叫んだ
｢そっちがその気ならやろうじゃないの！！
『夢想封印』！！｣

でも。この事が。あんな事件になるなんてね...。
　　　　　　　　　　　　　　続く

10/22 10:47

10/22 10:48

10/22 10:48

10/22 10:48