M国の中でも最強にあげられる部隊…特殊部隊に入っているFBは、あまりの過酷さにいつもの笑顔を沈ませ疲れきった顔をさらけ出していた。

サングラスで見えないが。その目には暗い闇が広がっているだろう。

「まじで…今回の内容はぜっっっったいに2人でやるような内容じゃなかったよ…ハァ……マジで」

「…FB、眉間にしわ寄ってるよ」

そんな様子のFBを眺めながら、眠たげな瞳をしたeoheohはそう言ってFBの頭にぽん、と手を置いた。

はっとしたFBは慌てた様子で笑みを浮かべる。

「…でも隊長もそう思いますよねぇ？？」

「おう、否定はしないどころか大いにその意見には賛同だ」

「ですよねぇ！？…まさか、たった2人で敵陣営を抹殺してこいなんてさぁ…上司のヤツもどうかしてるよ！！」

FBとeoheohは特殊部隊のメンバーに入っている。

特殊部隊には他に2人いるのだが、色んな理由で今は2人で活活動していた。