|
|
参加型小説 #30 カセイ |
|
しゅう |
3/31 23:30 |
あくにギルドへ行くことがバレた今、
いつ攻撃されてもおかしくない。
回避できるように身構えていると、
あくはふふっと笑いだした。
「ウルくんは発想力がすごいよね〜、もしかしたら人間から妖孤になれる方法があるかもしれないなんて〜」
思っていた反応と真逆だった。
理解が追い付けない俺を置いて、あくは話を続ける。
「もし妖孤が人間になれたら私達も人間達も殺し合う必要も なくなるし、私たちだって殺りたくて殺ってるじゃない」
「えーっと…つまり何がいいたいんだ…?」
「もー、理解が遅いな〜、さては非リアだな?」
あくは優しげに微笑む。
「私もギルドに行くってことだよ。可能性は少ないけど
0ではないんでしょ?それに最近金欠だから一石二鳥!」
「でもさ…これって違反行為だろ?バレたお前も殺されるぞ」
「もー、さては君は馬鹿だね」
呆れたような素振りを見せびらかし、ニヤっと笑ってきた。
「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ…!」
それどっかで聞いたことあるけど絶対死亡フラグだろ!!