「あんたがこいつを」
「そーだよ街を破壊するため」
そんなの酷すぎるなんでよ…
「てか早く闘おうぜ」
「えーもっちーあんたを潰したい気分なんのこっちは」
「フッ面白い、こいよ」
手招きをした
私は男に向かって走りだした
「こんにゃろおおおお」
蹴りを膝に一発入れた
ふっかすいなぁ
しかし男はビクともしなかった
「次はこっちから」
男はこちらに走りだした
そのまま勢いとともに腹に一発蹴りを入れられた
「きゃあああああ」
激痛が肋骨に走った
こいつマジで強い……
「あれれ〜さっきまでの自信がないね〜」
このヤロー言いやがってイラつく〜
骨が1.2本折れたかな…
「だいじょうですか？これは逃げた方がいいですよ天使さん！」
ここの私は優しいなぁ〜
でも彼女があの世界で待ってるからそれはできない

「大丈夫だよ…ここで立ち止まったらだめだから」
私は覚悟を決めてそう言った

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