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小説No.4(最終回) |
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花火師 |
2/5 19:55 |
”ねぇ、学校でなにかあったの?
お母さんに話してごらん。”
”もう、どうにもならないんだ。”
話したところで手遅れなのはわかっていた。
”話してみないとわからn...
ここで声が途切れた。何かが倒れるような音がしたため、俺はすべてを察した。しかし、もう何も感じなくなっていた。この人形を拾ってから、徐々に洗脳されていったのだ。
俺が救われるための最後のチャンスが来た。
いじめっ子が家に押しかけてきたのだ。さすがに不登校になった俺のことが心配になったのだろう。俺が出ると、必死に謝ってくれた。前までの俺なら許していただろう。しかし、今の俺は違った。
”やれ。”
恐ろしく冷たい声で俺は一言そう呟いた。
”了解。”
玄関は、一瞬にして血の海と化した。もう俺は人の心をなくしていたのだ。