CHIBI QUEST 3

参加型小説 #32 ユメ
しゅう

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ここは…どこだ…?
俺は気がつくと真っ白な空間の中で立っていた。
さっき布団に寝転がってたから…夢かな…?
そう考えてると、突然あのとき俺を襲ってきたあの妖孤が
目の前に現れた。
 
「久しぶり…妖孤になった気分はどう?」
「最悪だよ、色々とな」
 
腹の底から怒りが込み上げてきた。
落ち着け…ただの夢だ…
ゆっくりと深呼吸をする俺の周りを、妖孤はぐるぐる回る。
 
「もしかして、本当に夢だと思ってるの?」
「は?」
「だって私の細胞の3割は私のものだったのよ?」
「だからなんだってんだ…?」
「自分で後は考えれば? あと、あなたの体はたまに乗っ取らせてもらうわ。あなたは”憑依”が使えるんだもの」
 
乗っ取る…?憑依…?さっきからこいつはなんなんだ?
いや…ただの夢だ…さっさと覚めろ…!
 
「私から一言言えるのは一つ。あなたが生きるってことは他人が大量に死ぬわ。他人を踏みいじってもいいなら生きれば?」
「ちょっと、待っ」
 
妖孤はそれだけ言い残し、光に吸い込まれていった。
ふと手を見ると、なにか乗せられていた。
…これは…




手の上には犬のフン。何故捨てなかったのか、疑問に思った俺はそのままの状態でファミレスへと入っていった
勇者

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