『諸君には、この世界のどこかにある《四つの石》を探し出してもらう。
そしてラスボスの間へと続く扉を出現させる。その扉を通りラスボスを倒してもらう…』
「四つの石…?」
なぜか僕の心にその言葉が刺さった。
『朱雀・青龍・玄武・白虎の四つの石だ』
「大変そう…」
ゆいが呟いた。
『今言った石はそれぞれ…
南のサウス・ワールドに朱雀の石
東のイースト・ワールドに青龍の石
北のノース・ワールドに玄武の石
西のウェスト・ワールドに白虎の石がある』
「バラバラ!?」
「相当な長旅だな…」
「うん…」
それぞれつぶやいた。
『最後に冒険の助けになるだろう…
みなにプレゼントだ…まぁ頑張るがいい…』
「…っていうかここからだせよ…!!」
僕は叫んだ。
――――ブツッ――――