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喫茶店ペニー・レインの事件簿 四章 47 |
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Nobu4423 |
11/12 13:3 |
レンカさんは続ける。
「ともかく、今DCMCは割と危機にある。イズマは良い副リーダーだけど、副リーダーはあくまで副リーダー。
DCMCを束ねてるのはリーダーのOJ。
イズマには悪いけど、リーダーであるOJ不在の今、何かトラブルが起こったらイズマだけでそれを止めるのは無理だと思う。」
そしてレンカさんは「だから」と言ってそして深く息を吸い込んで
「だから信彦さんには助けて欲しいの!何かあったら助けて!
今までみたいに事件を解決して!」
そう一息に言い切った。
ってちょっと待て。僕にはそんな力はないですよ?
「待って下さい僕は今まで事件を解決したことは無いですよ?
僕ができるのは真実を見つけることだけですその後は皆さんが自分で…」慌てて訂正しているとレンカさんは最後まで言わせずに僕の言葉を遮って
「そんなのいいの!とにかく何かあったら助けて!」
…はぁ。
その必死さと強引さに僕は首を縦にふるしか無かった。