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喫茶店ペニー・レインの事件簿 四章 51 |
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Nobu4423 |
12/3 13:12 |
そしてそれを聞いて怒り出したのは当のシュバルツさんだ。
「なんでフルネームで呼ぶんだよ!別に良いけど!バンドネームで呼べよ!朝比奈白奈!」
起こるポイントそこなんですか… てか、
「お前が言うな!」
今度はシアンさんが怒っている。
まぁ、シュバルツさんもフルネームで言い返しましたしねぇ…
「ねぇ、信彦さん、ダーツバーで10回も20回も踊りだすお兄ちゃんどう思う?」
げ。そ、そんなシアンさん、僕に尋ねられても!
「そ、それは…」僕が答えに窮しているとレンカさんが満足そうに頷いた。
「うむ、完璧なヘンタイだ。」
言い切ったよ…
するとシアンさんは
「さぁて、ヘンなお兄ちゃんはほっといて。来てよ、信彦さん。面白いものを見せてあげる」
そう言ってスタスタと歩きだしてしまった。面白いもの?
慌てて僕は追いかける。そして階段を登りかけたとき、ふと見ると、「今日も口喧嘩に負けた…あいつに勝てるのはいつなんだ…」
シュバルツさんがうなだれていた…レンカさんは無慈悲に返す。
「一生来ないよ」