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異世界ゲートとチビクエスト3 #2 |
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詩歌 |
11/22 20:55 |
これがあの記憶喪失と言うものなのか………?
「えーと…………もみじさん?どうしたの?」
もみじ?それが、私の名前なのか?
「……あの………あなたは……………私のこと……知ってるんですか………?」
すると彼女の顔に、疑問の表情が出る。
「な、何を言ってるのかな……?」
額には、汗が滲み、
「」
恐怖と怯え。
彼女は、私を警戒している。
「………もしかすると、私は、記憶喪失なのかも………」
その一言で、彼女の顔が和らんだ。
「そっか………。あ、自己紹介がまだだったね。あたしはちえり。君の名前はもみじさん………で、合ってると思う。」
「ふふっ。よろしくお願いします。ちえりさん。」
そして二人で遠くに見える村へ向かった。