※ネガティブ注意
締め切ったカーテンから僅か届夕日の光、下校中の小学生が歌っているお涙ちょうだいの流行りの歌、18:30をさしたデジタル時計…すべてが僕をを嘲笑ってるように思えてくる。
僕?僕って誰?
あぁ、怖い。
お前は、僕ハ誰なの?
過呼吸気味になりながら自分のノートを手に取る。
「マリサ…」
そうだ、僕はマリサ…マリサマリサマリサマリサマリサマリサマリサ…
そうだ、こんなことしてられない…勉強…勉強しなきゃ…嫌われちゃう…
ただでさえ何も無いのに、勉強も出来ないなんて嫌われちゃう…そんなの…やだから…
コンコン
「お兄ちゃん?」
「…っ!?」
…続く