｢私はね。霧雨様の秘書だったの魔理沙を幻想郷につれてきたのも私。｣
｢パチェ...もういいから！もう喋らないでくれ！｣
魔理沙の声が聞こえないのか、パチェは話を続けた。
｢昔...魔理沙のことを霧雨様は嫌っていたの。
だから命令で魔理沙を雑用としてあつかったり
魔法でｲｼﾞﾒたりしたのよ。
魔理沙が｢もう...やめてください｣と
何度も何度もいってきたわ。
けれど私はかまわず魔理沙をいため続けた。
そんなことが続いたある日
私はどんどんエスカレートして
ついには魔理沙を他次元に送ったの。そして、魔理沙の記憶を消した。
そのあと、レミィに助けられて
紅魔館にいった...今思うと
あのときの私は本当にﾊﾞｶなことをしてたわ｣
話が一旦途切れた後、私は
｢じゃあ、なんで今、霧雨様ってやつの味方してんのよ
恩返しとか考えない訳？｣
と強めにいった
そうするとパチェは真下を向き、
｢そんなことができるならとっくにしてるわよ｣
と小声で呟いた。
そんな話が終わると
なぜか空気が重くなった。
｢ーーーッ！｣
私はすぐさま後ろを向いた。
するとそこには.....。

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