|
|
おそば帝国(ネタ小説) #18 |
|
|
てぃらみす |
2/7 23:24 |
最上階から落とされた俺は、完全に死を覚悟していた。
加速する落下速度でだんだんと意識が遠くなっていく。
その薄い意識のなかで最後にわかったのは、
黒いゲートに吸い込まれた
ことだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
意識を取り戻したとき、俺はおうどん共和国の例の店にいた。
ひゅぺ「やぁ、おかえり。とらの箱君。」
とらの箱「えーっと…俺はたしか戦いに負けて…」
ひゅぺ「そうだね、でもライヤ君が助けてくれたんだよ」
ライヤ…と聞いてあの中二病を思い出す。あの人が…?
それが顔に出てしまったのか、ひゅぺさんにか「失礼なこと考えてないですか?」と言われてとっさに首を横にふる。
ひゅぺ「まあ後でライヤ君にお礼言いなさい。それと」
ひゅぺさんが席を立ち、店を出る前に俺の耳元まで来た。
ひゅぺ「次はありませんよ」
はっとし、ひゅぺさんの後ろ姿を見たが、
さっきの殺意のようなものは跡形もなく消えていた。