|
|
灰色の巫女の女の子《東方二次創作》#1 |
|
夕蜜柑 |
10/10 20:50 |
「急....がなきゃ.....。」
早ク、アソこニ...イカナキゃイケナイノニ...。
ーーーーーーーーーーーーー
「今日も平和ね〜。」
私は博麗霊夢。博麗の巫女で、妖怪退治が仕事。
まぁ、基本平和だから『ビンボー巫女』とか言われてるんだけど。
「おーい、霊夢ー!大変だ〜!」
箒に乗って登場したのは、霧雨魔理沙。
自称普通の魔法使いで妖怪退治の専門家、ね。
魔理沙との出会いは...って、ここはいいわ。
私達の関係は所謂腐れ縁、とか幼馴染みってところかしら?
「で、なによ魔理沙?」
不機嫌そうに呟く。どうせささいなことなんだから...
魔理沙は一呼吸すると、遠くを指差して...
「大変だ!霊夢にそっくりなやつがいる!」
「はぁ!?
私にそっくり?どういうことよ。」
魔理沙は、うーん...と悩むと、ジェスチャーを加えながら私に説明をした。
「つまり、霊夢の格好をした全身に色がない....灰色の女の子だぜ。」
全身に色がない...?モノクロ....ってこと?
「とりあえず、来てくれ!」
「え、えぇ。」
私は訳もわからず、魔理沙につられてその”灰色の女の子”を見に行った。