平和な街に突如現れた魔物、
人々を襲い、
人の肉を喰いちぎり、
西の街《ヘルペス》の人口は
三分の一にまで減った
その大半は
魔物を恐れる者の自殺だった
そんな時に生まれた一人の子
名は［ざっそう］
意味は雑草のように強く
生きるとかなんとか………
まぁそれは置いといて。
？？？「産まれたわよ。」
？？？2「本当か！？
ざっそう「おぎゃぁぁぁ！」
？？？「でも私たちじゃ
育てられないわ」
？？？2「じゃ…じゃあ
どうするんだ！？」
？？？「可哀想だけど
川に流しましょう…
それしか生きる方法は…
無いわ」
？？？2「こんなひどいこと
神はひでぇもんだ…」
ざっそう「おぎゃぁぁぁ！」
数10分は泣き声が
病院に鳴り響いたという
だが、これはただの
始まりでしかない、
これからなのだ
そう、これからが本当の
　　　　『悪夢』

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