快く泊めてくれると言う彼女は琴というらしい。
琴「いや〜、にしてもこんな時間まで山を降りるってことは何か大事なことでもあるんじゃないの〜?」
『…はい。妹が連れ去られてしまって……』
琴「妹さん?できれば名前教えてくれないかな?力になれるかも」
siba「…AKです」
琴「…………そう。」
ウミ「……何かおかしい…(ボソッ」
琴「まぁ、とりあえずご飯でも食べな!」
『はい!いただきます!』
ウミ「っ!待って!!」
siba「え…何?」
ウミ「この人の匂い…普通の人間じゃない…!!」
琴「あれっ、バレた?ふふっ、そうだよ、確かに私はアンタらの敵だよ?」
『っ!!気付かなかったけど微かに薬の匂いもする…これは…睡眠薬?』
琴「アンタら鼻が効くのね。あったり〜!」
siba「ムカつくなぁ………」