「...ほーん。だからわざわざ此処まで来たってワケね」
「はい」
もちは腰に手を当てうーんと唸った。
「そっかー...じゃあ、アタシの相手してくれる?あずきち。
他の星座の子がどれだけ強いのかとかあんまり知らなくってさ...興味あるし、少し把握しておきたいと思ってね」
あずきは少し驚いたが冷静に答えた。
「あずきちとは...また新しい呼び名が出来てしまいましたね。
────それであずきが勝って、貴女が降参して村に行ってくれるのなら良いでしょう」
「おー、良いの!?ありがとあずきち!
...息出来なくなる程度にボコっちゃうから、覚悟しなー?」