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みんなで作る物語。 |
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くろろ様! |
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主人公[どういう事だよこれは…!]
無くなった。自分の腕が。
そんな事実をすぐに受け入れられるはずもなく、ただ呆然と切断部を眺める。
痛みがない。というか、出血もしていない。
悪魔(?)[…ごめんな、驚かせて。でも、方法はこれしか無いんだ。]
突如、優しい瞳で、主人公に語りかける。
悪魔が言った事は、まず、主人公が父親だと思っていた人は、父親ではなかったということ。そして、その父親だと思っていた者は、本当の悪魔だということ。悪魔が切断した腕は、主人公の体の中で最も悪魔の血が通っている場所だったのだ。そして最後に_目の前にいるこの悪魔が、本当の父親だということ。
本当の父親[御前が思い込んでいた奴は殺した。そして、…御前の体の中で、もうどうしようもないほどに悪魔の血が広がっている。せめて俺の手で終わらさせてくれ…]
本当の父親は、主人公の頭に、対悪魔用銃をつきつけた。