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雨の滴る街 ー13ー |
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アネモネ |
11/7 18:33 |
久美「!?兎馬………いや<蛻>」
兎馬「おいおい、俺のこと脱け殻扱いか?」
光代「君は脱け殻以下だもんね」
兎馬「いってくれるねぇぇ」
兎馬「じゃ…行くよ」
兎馬「リミット解除………」
兎馬……いや兎馬の脱け殻は体をメキメキいわせながら全身を変化させていく………やがてそれは全身に広がり一点に集まった、それは兎馬の左腕だった
兎馬「これだけの力があれば確かに長生きできるな」
久美「兎馬から出ていけ………」
兎馬「あ?」
久美「もういい光代、三歩手前の右待機」
光代「わかった」
久美「刀に私の力を………」
久美がそう言うと刀は久美にまとわりつくような動きをして久美の手に数本の刃を出現させた
久美「………」
光代「落ち着いて、ヤバイと思ったらすぐ呼んで」
久美「ありがとう」
大嶋「えっ」
それは一瞬だった僕らは動けなくなっている
兎馬「でもつまんないからな〜あっ良いこと考えた」
兎馬の死から一時間五分